本ドキュメントでは、複数リージョンにまたがるグローバルデータベース(Global Database、略称GD)のデプロイに関する完全な手順と操作手順をご紹介します。
デプロイ背景
あるEC企業の事業は複数のリージョン(本拠地は香港(中国)、拡張リージョンはシンガポール、フランクフルト(ドイツ))に展開しています。事業の急速な発展に伴い、従来のオンプレミスデータベースアーキテクチャはパフォーマンスとビジネス継続性の面で重大な課題に直面しています。異なる地域のユーザーアクセスにおける遅延が高く、リージョン内の業務データのリアルタイム同期が困難です。現在、グローバルデータベースを通じて異なるリージョン間のデータ連携を実現し、全てのリージョンが同一のデータベースにアクセス可能にすることで、読み取りリクエストは最寄りのローカルクラスタ(すなわち事業展開リージョンのクラスタ)に送信され、書き込みリクエストはマスタークラスタに転送されて処理されます。
デプロイ手順
操作手順
GDを作成する
1. 香港(中国)リージョンにGDのプライマリクラスタとしてプリセットリソースクラスタを作成します(当該リージョンに既存クラスタがある場合は不要)。操作手順はクラスタの作成を参照してください。 スレーブクラスタを追加する
GDに2つのスレーブクラスタを追加し、リージョンはそれぞれシンガポールとフランクフルトを選択して、完全なGDを構成します。操作手順はスレーブクラスタの管理をご参照ください。 GDへの接続
GDの作成に成功した後、お客様は最寄りのTDSQL-C MyQL版クラスタの接続アドレスに接続することで、GDに接続し管理を行うことができます。詳細な操作手順については、グローバルデータベースへの接続を参照してください。