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fdatasyncの使用をサポート
最終更新日:2024-07-25 16:20:38
fdatasyncの使用をサポート
最終更新日: 2024-07-25 16:20:38

機能の説明

redoログファイルは現時点でfsyncシステムをコールして書き込みを行っており、これにはファイルメタデータの書き込みとファイルデータの書き込みが含まれます。ファイルメタデータの情報には、最終変更時間などのあまり重要ではない情報が含まれるため、一部のredo書き込みのケースでは、ファイルメタデータを常にストレージデバイスにフラッシュすることを避け(fdatasyncシステムのコールにより)、オーバーヘッドを減少させることが可能です。

サポートするバージョン

カーネルバージョン MySQL 5.7 20201230およびそれ以降
カーネルバージョン MySQL 8.0 20201230およびそれ以降

ユースケース

主に書き込みストレスが比較的大きいケースに適します。

パフォーマンスデータ

sysbench-write-onlyで多数の同時書き込みを持続的に行うケースにおいて、TPSのパフォーマンスが10%程度向上します。

利用説明

パラメータinnodb_flush_redo_using_fdatasync=true/falseを設定することで、fdatasyncを使用してredoログファイルメタデータのリアルタイム書き込みを避けるかどうかを制御します。デフォルトはfalseです。
パラメータ名
動的
タイプ
デフォルト
パラメータ値範囲
説明
innodb_flush_redo_using_fdatasync
yes
bool
false
true/false
fdatasync方式を使用してredoをフラッシュするか
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