操作シナリオ
パージとプリフェッチとは、CDNノードのキャッシュリソースの更新メカニズムです。VODサービスは、FileIdとURLを介してパージとプリフェッチを行います。ここでは、コンソールでパージとプリフェッチを行う方法をご説明します。
説明:
- FileId は、VODのオーディオビデオメディアIDです。ビデオに対するトランスコード、スクリーンキャプチャといったすべての操作出力結果は、FileIdに属します。従って、FileIdにパージやプリフェッチするときは、ビデオのオリジナルファイルとトランスコードおよびスクリーンキャプチャなどの出力ファイルはすべて同時に有効になります。
- URLはVODのオーディオビデオURLであり、オーディオビデオメディア専用です。従って、URLをパージやプリフェッチすると、URLに対応するファイルのみが有効になります。
キャッシュ更新
- VODコンソールにログインし、左側ナビゲーションバーの【配信と再生の設定】>【パージとプリフェッチ】を選択し、デフォルトで「キャッシュ更新」ページに進みます。
- パージするリソースのFileIdまたはURLを入力し、1行ずつ区切ります。FileIdを使用する場合、1回の送信で最大10レコードがパージされ、URLを使用する場合、1回の送信で最大20レコードがパージされます。
- 【サブミット】をクリックしてパージを開始します。パージが完了するまでの推定時間は10分です。
説明:
キャッシュのパージを実行すると、システムはネットワーク全体のCDNノードからリソースの既存キャッシュを削除します。ユーザーリクエストがノードに到達すると、ノードはオリジンサーバーに戻って対応するリソースをプルしてリクエストを返します。ノードにリソースを保存することで、ユーザーが最新のリソースを取得できるようにします。
コンテンツのプリフェッチ
- VODコンソールにログインし、左側ナビゲーションバーの【配信と再生の設定】>【パージとプリフェッチ】を選択し、デフォルトで「キャッシュ更新」ページに進みます。
- 【コンテンツのプリフェッチ】をクリックし、「コンテンツのプリフェッチ」ページに進みます。
- プリフェッチするリソースのFileIdまたはURLを入力し、1行ずつ区切ります。FileIdを使用する場合、1回の送信で最大10レコードをプリフェッチし、URLを使用する場合、1回の送信で最大20レコードをプリフェッチします。
- 【サブミット】をクリックし、プリフェッチを開始します。プリフェッチが完了するまでの推定時間は10分です。
説明:
コンテンツをプリフェッチした後、リソースはネットワーク全体のCDNノードに保存されます。ユーザーリクエストがノードに到達すると、リソースを直接取得できるようになるため、応答時間を短縮できます。
レコードの操作
- VODコンソールにログインし、左側ナビゲーションバーの【配信と再生の設定】>【パージとプリフェッチ】を選択し、デフォルトで「キャッシュ更新」ページに進みます。
- 【レコードの操作】をクリックし、「レコードの操作」ページに進みます。
- このページには、操作タイプ、操作オブジェクト、操作時間、ステータス、進捗状況などのパージとプリフェッチのレコードが表示されます。時間によるクエリーとコンテンツによる検索がサポートされています。
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