以下のドキュメントは、カスタム手動審査の統合方式についての説明です。審査タスクの開始と終了をご自身で管理する必要があります。
trtc://trtc.tencentcloudapi.com/moderation?sdk_app_id=xxxx&room_id=xxxx&user_id=xxxx&user_sig=xxxx
注意:
- URLの各パラメータ値を結合する前に、escapeする必要があります。特殊文字、特にuser_sigにより、解析できなくなることを防ぎます。
- このドキュメントが関連するTRTCパラメータであるsdk_app_id、user_id、user_sig、room_id、アクセスするTRTC SDKのSdkAppId、UserId、UserSig、RoomIdにそれぞれ対応します。
パラメータ名 | 入力必須 | 説明 |
---|---|---|
sdk_app_id | はい | TRTCコンソールでアプリケーションを作成したときのアプリケーションIDです。 |
room_id | はい | 作成したルームナンバーです。TRTCのroom_idには数字および文字列の2つの形式があります。デフォルトは数字です。文字列のroom_idの場合は、room_id_typeをstringに設定する必要があります。 |
user_id | はい | ユーザーIDです。各ルームで異なるコンテンツ審査user_idを作成することを推奨します。 |
user_sig | はい | user_sigは、sdk_app_idとuser_idに基づき計算されたセキュリティ署名です。 |
mix | いいえ | trueは、ミクスストリーミング審査、falseはシングルストリーミングで値を取得します。 入力不要なデフォルトは、ミクスストリーミング審査です。 (ミクスストリーミング審査において、不正なコールバックでは具体的な不正ユーザーを特定できません。ルーム次元でのコンプライアンス審査シーンに適しています。シングルストリーミング審査では、コールバックにより具体的な不正user_idを特定可能です。) |
room_id_type | いいえ | ルームタイプです。デフォルトでは渡せません。渡すことができる値はstring/numberです。 |
パラメータ名 | 入力必須 | タイプ | 説明 |
---|---|---|---|
Action | はい | String | パブリック共通パラメータです。このインターフェースの値はCreateAudioModerationTaskです。 |
Version | はい | String | パブリック共通パラメータです。このインターフェースの値は2020-12-29です。 |
Region | いいえ | String | パブリック共通パラメータです。対応する海外リージョンを指定します。現在はシンガポール(ap-singapore)のみをサポートしています。 |
Tasks.N | はい | Array of TaskInput | このフィールドで表示するのは、入力するオーディオ審査タスク情報です。具体的な入力内容についてはTaskInputデータ構造の詳細説明をご参照ください。 備考:最大10個のタスクを同時に作成できます。 |
BizType | いいえ | String | このフィールドで表示するのは、インターフェースのスケジューリングに使用するポリシーの具体的な番号です。MSコンソ-ルで設定できます。Biztypeパラメータを渡さない(ブランクをあける)場合は、デフォルトの認識ポリシーを採用したことになります。渡した場合は、審査時に業務シナリオに応じて異なる審査ポリシーを採用します。 備考:Biztypeは、 数字、アルファベット、アンダーバーの組み合わせのみで、長さは3~32文字です。Biztype別に関連する業務シーンと認識ポリシーが異なります。呼び出し前に、正しいBiztypeかどうかを確認してください。 |
Type | いいえ | String | このフィールドで表示するのは、入力するオーディオ審査のタイプです。取得する値はAUDIO(オンデマンドオーディオ)およびLIVE_AUDIO(ライブストリーミングオーディオ)で、デフォルト値はAUDIOです。 |
Seed | いいえ | String | パラメータは選択可能です。このフィールドで表示するのは、データのセキュリティを保証するのに用いるコールバック署名のkey情報です。署名方法は、戻されたHTTPヘッダーにX-Signatureのフィールドを追加します。値はseed + bodyのSHA256コードおよびHex文字列です。コールバックデータを受信後、返されたbodyに基づき、sha256(seed + body)を用いてX-Signature を算出し、検証を実行することができます。具体的な使用インスタンスについてはコールバック署名の例をご参照ください。 |
CallbackUrl | いいえ | String | パラメータは選択可能です。このフィールドで表示するのは、審査情報のコールバックを受信するアドレスです。デフォルトの形式はURLリンクです。設定完了後、審査中に発生した不正オーディオセグメントをこのインターフェースから送信します。コールバックリターンコンテンツの形式についてはコールバック署名の例をご参照ください。 |
上記は、オーディオ審査タスク作成インターフェースについての事例です。ビデオ審査タスクを開始する場合は、ビデオ審査タスクを呼び出してインターフェースを作成してください。
このインターフェースでは、次のいくつかの点に注意してください。
trtc/{{sdk_app_id}}/screenshot_{{room_id}}_{{user_id}}{{timestamp}}.jpg(画像形式)
trtc/{{sdk_app_id}}/audio{{room_id}}_{{user_id}}_{{timestamp}}.mp3(オーディオ形式)
注意:
- ミクスストリーミングのuser_idはmixerに統一されています。
- ライブストリーミングコンテンツセキュリティ審査中に、CSSストリームが中断、または継続的にデータストリームがプルできない場合は、プルを再試行します。しばらくの間(エラーコードによって再試行のロジックは異なります)データストリームがプルできないため、ライブストリーミングルームがすでに閉じられたと認識し、審査結果のコールバックをユーザーに送信します。そのため、ユーザーは、コールバック受信後に、ライブストリーミングルームが閉じられているかどうかを判断する必要があります。閉じられていない場合は、審査を再度開始することで、ライブストリーミングルームに漏れを起こさないよう保証します)
見えません。コンテンツセキュリティは視聴者審査をTRTCからプルしていますので、ユーザー側からuser_idは見えません。
コンテンツセキュリティ審査は、視聴者IDでTRTCからデータストリームをプルし、審査を行います。TRTCのデフォルト課金方式は、サブスクリプション時間(プル)に応じた課金ですので、ここでは料金が発生します。具体的な料金についてはオーディオビデオ課金時間の説明をご参照ください。
注意:
- 審査タスクuser_idの作成において、同じルーム内ではいかなるものであっても、同じuser_idは存在できません。
- TRTC room_idの制限はuintです。ルームナンバーの値の範囲は、1~4294967295です。開発者が自主的にメンテナンスとアサインを行います。
正常なユーザーです。ユーザー入室時のプルデータを用いていますので、このユーザーも正常なユーザーです。
セグメントはリアルタイムで返ります。オーディオのリアルタイム率は0.2、画像はデータ取得後1s以内に返ります。
より詳細な説明をご覧になる場合は、user_sig関連をご参照ください。
TRTCコンソールにログインし、開発支援 > **user_sig生成&検証**を選択すれば、user_sigを検証できます。
現在は、返されたコールバック上のアドレスによる区別のみです。コールバックのセグメントはCOSにストレージされます。ファイル名はtrtc_[room_id]_[user_id]_timestamp
という形式です。
user_sigには特殊記号が含まれていますので、結合してurlとする前に、escapeを実行してからURLに含める必要があります。
説明:その他のご質問については、 TRTCについてのよくあるご質問ドキュメントをご参照ください。
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