認証情報の検索
アプリケーションのソースコードからハードコードされた認証情報を削除して、コード内のハードコードされた認証情報をSecrets Manager APIの呼び出しに置き換えると、プログラムで認証情報を動的に検索、管理できるようになります。コードの漏洩時またはコードの閲覧者によりセンシティブ情報が取得されるのを回避する助けとなります。
認証情報のストレージ暗号化と転送
Name-Value方式によって、Secrets Managerに各種の機密データを保存できます。Value部分には、最大 4,096 バイトのデータベース接続、アカウントパスワード、IP ポートなどを含めることができます。Secrets Managerは、KMSによって安全に保護されたマスターキー(CMK)を暗号化キーとして使用し、保存されている機密性の高い認証情報を暗号化します。認証情報が要求される場合、TLS 経由でローカルサーバーに安全に転送されます。
アプリケーションレイヤーの認証情報のローテーション
Secrets Managerを利用することで、システム内で認証情報の内容の更新が完了できます。また当該認証情報を呼び出す全てのアプリケーションも、認証情報の手動更新を行うことなく、自動で同期を完了させることができます。これにより、セキュアな認証情報のローテーション管理が実現でき、当該認証情報に依存する業務システムの連続性も確約できます。