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Data Transfer Service

データマイグレーション、同期、サブスクリプションを統合した Data Transfer Serviceは、数十万の取引先がクラウドに気軽にアクセスできる

概要

Data Transfer Service(DTS)は、MySQL、MariaDB、PostgreSQL、Redis、MongoDBなどの多種類のリレーショナルデータベースとNoSQLデータベースのマイグレーションをサポートし、ユーザーに業務ノンストップの状況で、データベースを気軽にクラウドに移行することに役立ちます。リアルタイム同期コネクションを使用して高ユーザビリティを持っているデータベース災害復帰アーキテクチャを簡単に構築し、データサブスクリプションを通じてビジネスデータのマイニングと業務非同期デカップリングなどのシナリオニーズを満たします。

特徴
データ同期

Tencent Cloud DTSは、プロセス全体がノンストップでコピーして、データベースをクラウドデータベースTencentDB for MySQLにマイグレーションすることに役立ちます。ソースデータベースの移行中に発生したすべてのデータ変更はターゲットデータベースにデータアップされるため、移行期間中にソースデータベースが外部へサービスを提供することは影響されません。データコピー完了後、ソースデータベースとターゲットデータベースの同期が続行されるため、ユーザーは業務の切り替え時間を自由に選択できます。

高伝送パフォーマンス

データ伝送サービスは、ハイスペックサーバーを使用して各マイグレーション同期リンクが優れた伝送パフォーマンスを持つことを保証します。データマイグレーションに関しては、データ伝送サービスの基盤において多種なパフォーマンス最適化措置が取られており、従来のデータマイグレーションツールに比べて伝送パフォーマンスが大幅に向上しています。

故障の自動リカバー

データ伝送サービスは、極めて高いユーザビリティを持っており、各ノードが高度なリカバー機能と自己回復機能を備えているため、故障が数秒以内にリカバーされます。Tencent Cloud DTSは高い信頼性により、ユーザーにマイグレーションデータの整合性を心配することなく、安心にデータをクラウドに移行するようにさせます。

可視化操作

DTSでは、個別のドライバーやアプリケーションをインストールする必要はなく、ソースデータベースを大幅に変更する必要もありません。ユーザーは、Tencent Cloudからの可視化管理インターフェースでいくつかの簡単な構成を実行するだけで、データ伝送が可能になります。

簡単且つ迅速な設定

Tencent Cloud DTS管理コンソールでは、マイグレーションタスクの設定に数分しかかかりません。ユーザーは、マイグレーションタスクでマイグレーションを実行するパラメータを定義できます。その中、ソースデータベースとターゲットデータベースとの接続の設定、マイグレーションタイプと対象が含まれます。

機能
データベースホットマイグレーション

データベースのノンストップマイグレーションをサポートしており、マイグレーションによって引き起こされたデータベースダウンタイムが業務への影響を最小限にします。

多種類のネットワーク環境に互換

パブリックネットワーク、VPN、専用回線などの多種類のネットワーク環境へのアクセスに対応しており、クラウドへのローカルIDCデータマイグレーションのメインリンクをカバーしているため、ユーザーがハイブリッドクラウド環境のデータのリアルタイム同期を気軽に構築することに役立ちます。

サブスクリプションデータの増分更新

クラウドデータベースの増分更新データをストリーミングでバックエンドデータベースに伝送し、データアーカイブストレージまたはリアルタイム分析を実現することができます。

データマイグレーション

異なる環境と異なる種類のデータベースのマイグレーションをサポートします。マイグレーションをサポートするソースデータベースには、パブリックネットワークIPを有する外部ネットワークの自作データベース、VPNや専用回線などのネットワーク環境を介してTencent Cloudに接続する自作データベース、 CVM自作データベースが含まれます。ターゲットデータベースはMySQLインスタンスです。すべてのマイグレーションタスクの状態およびマルチタスクバッチ操作の確認をサポートします。

データ同期

DTSのデータ同期機能は、MYSQLのために2つのデータベースインスタンス間のデータのリアルタイム同期を提供します。データ同期は遠隔地災害復旧などのシナリオに適用されます。現在、インスタンスタイプがMYSQLであるデータ同期のみがサポートされています。

データサブスクリプション

DTSは、ユーザーがクラウドデータベースのリアルタイムの増分更新データを取得することに役立ちます。ユーザーは、自身の業務ニーズに応じて増分データを自由に使用することができます。例えば、キャッシュ更新ポリシー、業務の非同期デカップリング、異種データとソースデータのリアルタイム同期、複雑なETLを含むデータリアルタイム同期の実現などの多種類のビジネスシナリオがあります。また、動的なサブスクリプションオブジェクトの増減、サブスクリプションデータのオンライン確認、使用時点の変更などの特徴をサポートします。

ユースケース

単一のリージョンでビジネスをデプロイする時、停電やネットワークの切断などの客観的な原因でサービスが利用できなくなり、データのリカバー時間が予測できない場合があります。

多くのユーザーは、システムのマイグレーションが業務の稼働に影響を与えないように希望しています。ただし、マイグレーション中に、ノンストップの場合、マイグレーションデータの整合性を保証することができません。

ローカルIDCが業務センターとする場合、リージョンの故障によってサービスが利用できなくなる可能性があります。

ユーザーは、DTSのデータサブスクリプション特性を使用する場合、リアルタイムにクラウドデータベースの増分更新データをアーカイブデータベースまたはデータウェアハウスにストリーミングでプッシュすることができます。

料金

現在、DTSは無料です。このサービスの有料化を開始する場合、事前にすべてのユーザーをお知らせしますので、ご了承お願いします。