このドキュメントでは、Cloud Monitorコンソールを使用してアラームポリシーを作成し、アラームオブジェクトに関連付ける操作についてご紹介します。
概要
クラウド製品の状態が変化したとき、アラームを作成することによってアラームをトリガーし、関連メッセージを送信できます。作成されたアラームは、定期的に監視されているメトリック値と所定のしきい値に応じてアラームをトリガーする必要があるかどうか判断します。
状態の変化によってアラームがトリガーされた場合、適切な予防措置または是正措置を適時に行うことができます。従って、アラームを適切に作成することで、アプリケーションプログラムの堅牢性と信頼性を向上させることに有効です。アラームの詳細については、Basic Cloud Monitorのアラームの設定をご参照ください。 製品の特定の状態に対してアラームを送信する場合、最初にアラームポリシーを作成してください。アラームポリシーには、名前、タイプ、アラームトリガー条件という3つの必須コンポーネントで構成されます。それぞれのアラームポリシーは、論理関係「or」を持つ一連のアラームトリガー条件の集合です。条件の1つが満たされるとアラームはトリガーされます。アラームは、アラームポリシーに関連付けられるすべてのユーザーに送信されます。ユーザーはアラームを受信すると速やかに表示して、適切な対応策を講じることができます。
ご注意:
デフォルトでアラームの受取人が設定されていることを確認してください。設定されていない場合、Tencent Cloud TencentDBは、デフォルトのアラームポリシーを通知できません。
操作手順
アラームポリシーの作成
1. TCOPコントロールパネルにログインし、左側のナビゲーションメニューでアラート管理 > アラート設定ページの順に選択します。 2. アラームポリシーリストのページで新規作成をクリックします。
3. ポリシーの作成ページで、ポリシー名、ポリシータイプ、アラームオブジェクト、トリガー条件などの内容を設定します。
ポリシータイプ:マスター監視とスレーブ監視に分かれ、さまざまなインスタンスタイプに使用できます。
マスターに監視をデプロイ:監視インスタンスがマスターインスタンスの場合、スレーブインスタンスではないため、マスターでのレプリケーション関連の監視データは無効となり、そのIOスレッドとSQLスレッドは開始されません。監視インスタンスがディザスタリカバリインスタンスおよび読み取り専用インスタンスである場合にのみ、レプリケーション関連の監視データが有効となり、IOスレッド、SQLスレッドが開始されます。
待機マシンのデプロイ監視:2ノード、3ノードのマスターインスタンスとディザスタリカバリインスタンスは、デフォルトではマスター/スレーブアーキテクチャです。従って、監視インスタンスがマスターインスタンスかディザスタリカバリインスタンスである場合でのみ、スレーブでのレプリケーション関連の監視データは有効になります。マスターインスタンス、ディザスタリカバリインスタンスと非表示のスレーブノードとの間の距離遅延と時間を反映するのに用いられるので、スレーブに関連する監視データにご注意ください。マスターインスタンスやディザスタリカバリインスタンスに障害が発生した場合、監視インスタンス対象の非表示スレーブノードは速やかにマスターインスタンスにアップグレードできます。
アラームオブジェクト:オブジェクトのある領域を選択するか、オブジェクトのインスタンスIDを検索することによって、関連付けるオブジェクトインスタンスを見つけることができます。
トリガー条件:メトリック、比較関係、しきい値、統計サイクルおよび持続サイクルで構成されるセマンティック条件のことです。例:メトリックはディスク使用率、比較関係は>、しきい値は80%、統計サイクルは5分間、持続サイクルは2サイクルです。説明:5分ごとにディスク使用率データを収集します。TencentDBのディスク使用率が2回連続して80%を超えると、アラームがトリガーされます。
アラーム通知の設定:システム予め設定通知テンプレートとユーザーカスタマイズ通知テンプレートの選択がサポートされます。各アラームポリシーにバインドできる通知テンプレートは最大3つまでです。詳細については通知テンプレートをご参照ください。 4. 誤りのないことを確認してから、完了をクリックします。
アラームオブジェクトの関連付け
アラームポリシーを作成すると、いくつかのアラームオブジェクトを関連付けることができ、オブジェクトがアラームのトリガー条件を満たすとアラームが送信されます。
2. アラームポリシー管理ページのアラームオブジェクトフィールドでオブジェクトの追加をクリックします。
3. ポップアップダイアログボックスで、関連付けるアラームオブジェクトを選択し、OKをクリックすると、アラームオブジェクトを関連付けることができます。
よくあるご質問
レプリケーション遅延監視を設定する方法は?
レプリケーション遅延監視の設定には以下の2つのシナリオに分かれており、実際の状況に応じて操作してください。
シナリオ1:マスターインスタンスにレプリケーション遅延監視を設定する場合
1.1 TCOPコントロールパネルにログインし、左側ナビゲーションメニューで「アラーム管理」を選択し、「ポリシー管理」>「ポリシーの新規作成」を選択します。 1.2 アラームポリシーページで、ポリシータイプ項目から「クラウドデータベース」>「MySQL」>「セカンダリ監視」を選択します。
説明:
マスターインスタンスのレプリケーション遅延監視を設定する場合、ポリシータイプは「セカンダリ監視」を選択する必要があります。これにより、セカンダリインスタンスからマスターインスタンスへの遅延情報が監視されます。
1.3 「アラートルールの設定」で監視項目「レプリケーション遅延距離」および「レプリケーション遅延時間」のトリガー条件を設定し、必要に応じて他の設定項目を入力して「完了」をクリックします。
1.4 設定が完了すると、「レプリケーション遅延距離」および「レプリケーション遅延時間」の監視項目がトリガー条件を満たした際にアラームが作動します。
シナリオ2:ROおよび災害復旧インスタンスにレプリケーション遅延監視を設定する場合
1.1 TCOPコントロールパネルにログインし、左側ナビゲーションメニューで「アラーム管理」を選択し、「ポリシー管理」>「ポリシーの新規作成」を選択します。 1.2 アラームポリシーページで、ポリシータイプ項目から「クラウドデータベース」>「MySQL」>「プライマリ監視」を選択します。
説明:
ROインスタンスのレプリケーション遅延監視を設定する場合、ポリシータイプは「プライマリ監視」のみ選択可能です。ROインスタンスからそのマスターインスタンスへの遅延情報が監視されます。
災害復旧インスタンスのレプリケーション遅延監視を設定する場合、ポリシータイプで「プライマリ監視」を選択すると、災害復旧インスタンスからそのマスターインスタンスへの遅延情報が監視されます。「セカンダリ監視」を選択すると、災害復旧インスタンスのセカンダリから災害復旧インスタンスへの遅延情報が監視されます。
1.3 「アラートルールの設定」で監視項目「レプリケーション遅延距離」および「レプリケーション遅延時間」のトリガー条件を設定し、必要に応じて他の設定項目を入力して「完了」をクリックします。
1.4 設定が完了すると、「レプリケーション遅延距離」および「レプリケーション遅延時間」の監視項目がトリガー条件を満たした際にアラームが作動します。