ロールとは何か
CAMのロールは仮想ユーザーであり、サブアカウント、コラボレーター、メッセージ受信者といった実体ユーザーとは異なります。ロールにも同様にポリシーを付与できます。
ロールは任意のTencent Cloudアカウントが引き受けることが可能であり、必ずしも特定のアカウントに唯一に紐付けられるわけではありません。ロールには永続的な証明書(パスワードやアクセスキー)が関連付けられておらず、マスターアカウントはロール申請時のみ永続的証明書を必要とします。ユーザーが特定のロールを引き受ける際には、一時的な証明書が動的に作成され、ユーザーが対応するアクセスを行う際にこの一時証明書が提供されます。一時キーによる署名でTencent Cloudの基本サービスのオープンAPIを呼び出し、ユーザーのクラウドリソースにアクセスできます。
ロールの使用シナリオ
ロールを引き受けることができるオブジェクトはロール担い手と呼ばれます。現在、Tencent Cloudのロール担い手は、Tencent Cloudアカウント、ロール機能をサポートしている製品サービス、身分プロバイダの3つのカテゴリに分類されます。対応するシナリオは以下の通りです:
ご自身のアカウント内のユーザーに一時的なリソースアクセス権限を付与する場合、または別のTencent Cloudマスターアカウント内のユーザーにご自身のアカウント内のリソースアクセス権限を付与する場合です。
Tencent Cloudの製品サービスにリソースへのアクセス権限を許可する必要があるかもしれませんが、長期キーを製品サービスに埋め込むことは、キーのローテーションが困難であり、取得された場合に漏洩するセキュリティ上の問題があるため、避けたいと考えています。
ご自身の企業または組織が既にアカウント体系を持っており、組織内メンバーによるTencent Cloudリソースの利用を管理したい場合、Tencent Cloudは身分プロバイダ(Identity Provider、IdP)機能の使用をサポートしています。これにより、Tencent Cloudアカウント内で各組織メンバー向けにCAMサブユーザーを作成する必要がありません。