メディア再生禁止はユーザーがメディアコンテンツの再生禁止/禁止解除操作を行えるようにする機能です。ユーザーが違反または違反が疑われるメディアコンテンツを発見した場合、すぐに再生禁止操作を行い、発効するとそのメディアコンテンツ(元のメディアファイル、トランスコード出力ファイル、スクリーンキャプチャなどのそのメディアの各種リソースを含む)はネットワーク全体でアクセス不可となり(VODコンソールでのプレビューを除く)、違反メディアコンテンツがさらに拡散されることを防ぎ、プラットフォームのセキュリティリスクとブランドへのダメージを低減することができます。違反リスクが解消された場合は再生禁止を解除し、ネットワーク全体からのアクセスを再開させることができます。
シーン | 説明 |
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eラーニングプラットフォーム | 主に青少年ユーザー層向けのため、違反コンテンツに対してセンシティブです。例えばビデオの中で、意見が分かれるようなホットトピックについて議論している場合や、不適切なジェスチャー、行為があった場合などは、その時点では審査条件の制約を受けるものの、その後違反が発見されて禁止となる可能性があります。 |
ブロードキャスト業界またはOTT | ユーザー層が幅広く、規制が厳格なため、プラットフォームには常に再生禁止ニーズがあります。例えば、審査漏れなどの理由で、新しく制作した番組に一般に公開すべきではない内容が含まれる場合などに、違反メディアコンテンツをただちに再生禁止にすることができます。また、既存のリソースにも、人々に誤った行動をとらせたり、価値観を誘導したりする違反コンテンツが含まれる可能性があり、このような部分についても再生禁止をサポートする必要があります。 |
ショートビデオプラットフォーム | アイキャッチやアクセス数増加のため、一部のユーザーが、性的なほのめかしを含むものや、違法・違反などを審査ではすぐに見つからないように忍び込ませた、公序良俗に反するビデオをアップロードする場合があります。これは多くのネットユーザー、特に青少年を好ましくない方向に誘導しやすく、社会の風紀を退廃させるため、発見した場合にプラットフォームがただちにアクセス禁止にする必要があります。 |
コンソールおよびAPI呼び出しによる再生禁止/禁止解除操作をサポートしています。以下をご参照ください。
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