TRTC Web SDKの、ブラウザに対する詳細なサポートの程度については、TRTC Web SDKのブラウザサポート状況をご参照ください。
上記に記載されていない環境については、現在のブラウザでTRTC能力テストを開き、WebRTC機能を完全にサポートしているかテストすることができます。
通話前の環境およびデバイステストで確認できます。
具体的には通話前のネットワーク品質テストをご参照ください。
ユーザーに対するセキュリティ、プライバシーなどの観点から、ブラウザの制限ページは安全な環境下(例えば、https
、localhost
、file://
などのプロトコル)でなければ、マイク、カメラのキャプチャが行えないようになっています。HTTPプロトコルは安全ではないため、ブラウザはHTTPプロトコルでのメディアデバイスのキャプチャを禁止する場合があります。
ローカルの開発テストではすべて正常でも、ウェブページのデプロイ後にカメラ、マイクを正常にキャプチャできなくなった場合は、ウェブページがHTTPプロトコルにデプロイされているかどうかを確認してください。もしデプロイされていなければ、HTTPSを使用してウェブページのデプロイを行ってください。その場合は適切なHTTPSセキュリティ証明書があることを確認してください。
詳細情報については、URLドメイン名およびプロトコル制限の説明をご参照ください。
ミクスストリーミング、Relayed Push、ビッグスモールストリーム、美顔、ウォーターマークをご参照ください。これらのドキュメントを参照して高度な機能を実現することができます。
具体的には、WebRTCの既知の問題と回避方法をご参照ください。
エラー名 | 説明 | 推奨する対処方法 |
---|---|---|
NotFoundError | リクエストを満たすパラメータのメディアタイプ(オーディオ、ビデオ、画面共有を含む)が見つかりません。例えば、PCにカメラがないのに、ブラウザにビデオストリームを取得するようリクエストがあった場合、このエラーが発生します。 | ユーザーが通話を開始する前に、通話に必要なカメラやマイクなどのデバイスを確認することをお勧めします。カメラがなく、音声通話を行う必要がある場合は、TRTC.createStream({ audio: true, video: false })で、マイクのみをキャプチャするように指定できます。 |
NotAllowedError | ユーザーが、現在のブラウザ・インスタンスのオーディオ、ビデオおよび画面共有へのアクセスのリクエストを拒否しました。 | ユーザーに対し、カメラ/マイクへのアクセス権限を承認しないと、オーディオビデオ通話を行うことができません、というプロンプトが表示されます。 |
NotReadableError | 権限が付与されたユーザーが対応するデバイスを使用していますが、OS上のいずれかのハードウェア、ブラウザまたはWebページの階層に発生したエラーのため、デバイスにアクセスできません。 | ブラウザのエラーメッセージに従って処理すると、ユーザーに対し、「現在カメラ/マイクにアクセスできません。他のアプリケーションがカメラ/マイクへのアクセスをリクエストしていないことを確認してから、もう一度お試しください」というプロンプトが表示されます。 |
OverConstrainedError | cameraId/microphoneIdのパラメータの値が無効です。 | cameraId/microphoneIdの渡された値が正しく有効であることを確認してください。 |
AbortError | 何らかの理由により、デバイスを使用できません。 | - |
詳細については、initializeをご参照ください。
TRTC Web SDKの、ブラウザに対する詳細なサポートの程度については、TRTC Web SDKのブラウザサポート状況をご参照ください。
上記に記載されていない環境については、現在のブラウザでTRTC能力テストを開き、WebRTC機能を完全にサポートしているかテストすることができます。
デバイスとブラウザの制限によって、ビデオの解像度が完全にマッチするとは限りません。マッチしない場合、ブラウザは自動的に解像度を調整し、Profileに対応する解像度に近づけます。詳細については、setVideoProfileをご参照ください。
画面共有形式はブラウザによって制御されており、現在は変更できません。
Web端末ではミックスストリーミングの開始をサポートしています。具体的にはミックスストリーミングトランスコードインターフェースの呼び出し方法をご参照ください。
TRTC.getCameras メソッドを呼び出し、新しいデバイスリストを取得してみてください。取り外したカメラの情報がまだある場合は、ブラウザの最下層がリストを更新しておらず、Web端末SDKも新しいデバイスリストの情報を取得できないことを意味します。
ブラウザサポート状況を参照し、iOS上でのWeChat Embeddedブラウザのプッシュプルストリームに対するサポート状況をご確認ください。
Web画面上でデータを取得できているかどうかを確認します。データの送受信が正常であれば、<video>
要素のsrcObject属性が正しいmediaStreamオブジェクトに割り当てられているかどうかを確認します。割り当てに誤りがあれば、表示されません。
通話双方のデバイス間の距離が近すぎる場合に発生する正常な現象です。テストの際に距離を少し離してみてください。他の端末でWeb端末の音声のエコー、ノイズ、雑音などが聞こえる場合、Web端末の3A処理が有効になっていないことを意味します。
ブラウザネイティブのgetUserMediaAPIを使用してユーザー定義キャプチャを行っている場合は、3Aパラメータを手動で設定してください。
TRTC.createStreamインターフェースを使用してキャプチャを行う場合は、3Aパラメータを手動で設定する必要はありません。SDKでは3Aがデフォルトでオンになっています。
最新バージョンのChrome 96のPlan-B廃止により、TRTCの旧バージョン(2.x, 3.x)のWeb SDKにおいて、通話ができない状況が発生しています。お早めにWeb SDKを最新バージョン(4.x)にアップグレードしてください。バージョン4.xのSDKのインターフェースは旧バージョン(2.x, 3.x)と互換性を有しないため、クイックインテグレーション(Web)を参照し、バージョン4.xのSDKへのアップグレードを行ってください。
このエラーが発生した場合、TRTCデスクトップブラウザSDKがSTUNトンネリングに失敗したことを意味しますので、ファイアウォールのコンフィグレーションを確認してください。TRTCデスクトップ型ブラウザSDKは以下のポートに依存してデータ伝送を行います。それをファイアウォールのホワイトリストに追加して設定を完了してから、 公式サイトDemoにアクセスして体験していただけば、設定が有効かどうかチェックすることができます。
具体的には、ファイアウォール制限の対応関連をご参照ください。
このエラーの出現は TRTC デスクトップブラウザ SDKがメディア転送パスの構築時に失敗したことを意味しますので、ファイアウォールの設定をチェックしてください。TRTC デスクトップブラウザ SDKは、以下のポートに依存してデータ転送を行いますので、これらをファイアウォールのホワイトリストに追加してください。設定完了後、 公式サイトのDemo にアクセスして体験し、設定が有効かをチェックすることができます。
具体的には、ファイアウォール制限の対応関連をご参照ください。
getAudioLevelで現在の音量を取得することができます。具体的には、Detecting Volumeをご参照ください。
ユーザーがキックされた場合にこのイベントがトリガーされます。例えば、同名のユーザーが同時にログインした場合、バックエンドのRESTAPIユーザーの削除を呼び出して、ユーザーを強制退室させた場合などです。
注意:同名ユーザーの同時ログインは許可されない行為であり、双方の通話異常を起こすおそれがあるため、ビジネス層では同名ユーザーの同時ログインを避けなければなりません。
より具体的な詳細については、CLIENT_BANNEDイベントをご参照ください。
リモート端末の退室イベントのモニタリングをサポートしています。クライアントイベントの中の client.on('peer-leave') イベントを使用し、リモートユーザーの退室通知を実現することをお勧めします。
できます。TRTCでは全プラットフォームの相互通信をサポートしています。
具体的には、Stream.getVideoFrame()のインターフェースをご参照ください。
createClient の pureAudioPushMode パラメータを設定してください。
これは、SDKにリカバリできないエラーが起こったことを表します。ビジネス層では、画面を更新してリトライするか、またはClient.leaveを呼び出して退室した後、再度Client.joinを呼び出してリトライします。
Web端末4.3.8以降のバージョンではカスタムストリームIDがサポートされているので、SDKのバージョンを更新してください。ミニプログラムは現時点ではサポートしていません。
具体的な操作については、画面共有時のシステム音声キャプチャをご参照ください。
現時点でシステム音声キャプチャはChrome M74+のみサポートしており、WindowsおよびChrome OS上ではシステム全体のオーディオをキャプチャすることができ、LinuxおよびMacではオプションタブのオーディオのみキャプチャできます。その他のChromeのバージョン、その他のシステム、その他のブラウザはいずれもサポートしていません。
先にシステムのカメラおよびマイクデバイスを取得してから、switchDeviceを呼び出せば切り替えることができます。具体的な操作については、カメラとマイクの切り替えをご参照ください。
iframeでWebRTCを使用するには、iframeタグに属性を追加して、関連する権限を有効にしてください。詳細については、以下をご参照ください。
マイク、カメラ、画面共有の権限:
<iframe allow="microphone; camera; display-capture;">
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